03 インタビュー

前職の経験を糧に。
手間ひま惜しまず、
食をもっと楽しく。

  • 職  種
    調理師
  • 雇用形態
    正社員
  • 入  社
    2016年

これまでの知識や経験が活かせて、これからの時代に成長していく分野だと思って挑戦しました。

音楽を仕事にしたくて、学生時代から飲食店でアルバイトをしながら演奏活動に励んでいましたが、20代も半ばを過ぎた頃、思い切って飲食業界で生きていこうと決意しました。何軒か店を移りながら技術を磨いてきましたが、拘束時間の長さや不規則になりがちな生活がきつく感じられるようになり、転職を考えました。長年にわたって飲食業界の現場で培った経験を活かしつつ、さらに新しい知識を身に付けたいと考え、ヘルスケア分野での給食委託事業に挑戦することにしました。
入社前にかなり詳しく職場環境や働き方、社風、給与面などの説明があったので、不安なく飛び込んでいくことができました。実際に自ら積極的に行動・意見できる場面が多く、毎日楽しくやりがいもあるので、一日の時間が経つのもあっという間。アットホームな雰囲気の中、スタッフ同士のチームワークも抜群で、想像以上に働きやすい職場です。

工夫ひとつで、心のこもったおもてなしに。レシピを超えた料理が仕上がります。

居酒屋など街場の飲食店に勤めていたときは、私のつくった料理がテーブルに運ばれると、「わーっ」と大きな歓声があがって、自然に笑顔が広がる、その瞬間が醍醐味でした。それは、ここでもまったく変わりません。献立は栄養士がつくりますし、栄養価や使えない食材など、調理する上でも守るべきルールがたくさんありますが、それでもご入居者さまの満足度を上げるための工夫はいろいろできます。イベント食のときなど、筆文字のお品書きを添える演出もその一つ。同じメニューでも「心のこもったおもてなし」に早変わりします。
少しでも料理の味に幅を出せるよういろんな調理法を試したり、食欲のないときでも口をつけたくなるような彩りや盛り付けにも気を配ったり、食べる人のことを思い浮かべながら、一生懸命につくるのが「私流」です。

ありがとうの言葉が何よりもうれしい。チャレンジする価値のある仕事だと思います。

ここでの食事は高齢者の方々が対象なので、料理しながらいつも頭の片隅にあるのは、「これが最後の食事になる方がいるかもしれない」という思いです。だからこそ、おいしく食べてもらいたいという気持ちも強くなり、「今日のごはん、本当においしかった。ありがとう」とお褒めの言葉、お礼の言葉をいただくと、それまでの疲れも辛さも吹き飛び、またやる気が湧き上がってきます。
心と体の健康、そして、命を「食」から支えるヘルスケア分野の現場では、他の飲食・外食業界では得られない喜び、やりがいを感じることができます。“ヘルスケア”と聞くと、なんだか敷居が高いと感じる人がいるかもしれませんが、「食が好き、人が好き」「自分のためだけではなく、誰かのために役立つ仕事がしたい」という人ならきっと楽しく働けます。ぜひ一歩踏み出して、チャレンジしてもらいたいと思います。

働く人たちの声